LINEとLINEモバイルがかなりヤバいことになっている

最近LINEモバイル(LINEMO)で変なことが起きた。ソフトバンクと合併するというので嫌な予感がして4月2日に退会した。そのあと5月5日になって「引き落としができなかった」というメールが来た。どうやら引き落としシステムが上手く作動しなかったらしい。11日にシステムが再稼働し15日には自動で引き落とすという。15日に自動で処理されるのに手動があるのはどうしてだろうなどと思いながら11日に手動で支払い処理をした。

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自称「議論好き」な人が気をつけたいコミュニケーション障害の可能性

「議論が好き」という人が最近Quoraで絡んでくる。観察していると「あれ、この人おかしいな?」と思う。おそらく、文脈が読めていないのだと思う。これを自分は議論好きだと勘違いしているようだ。今回は自称議論が好きな人・得意な人について考える。

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議論に勝ちたがる「ミニ西村博之くん」への対策方法と議論のルールを知らない日本人

先日、ある回答を書いていて「意外だ」と思った。最近学校では議論を教えるそうなのだが議論のルールは教えていないというのだ。にも関わらず日本人は誰もそれを不思議だとは思っていないようだ。あらためて「ああそうなのか」と思った。

最近学校の議論の時間に「それってあなたの思い込みですよね」と言いたがる人が増えているのだという。西村博之さんというテレビコメンテータの影響だそうだ。質問はこの「ミニひろゆきくん」を黙らせるにはどうしたらいいかというものだった。それについて色々な回答がついていた。読んでいて「ある意外なこと」に気がついた。日本人はディベートの仕方を知らない。そして「知らない」ということをそもそも気にしていない。

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顎のラインのきれいな男性はモテる – ただし欧米では

男性モデルになれる条件にはいくつかある。一つは身長である。6フィート(182cm)くらいが下限とされているようだ。もう一つが顎のラインである。チークボーン(頬骨)が浮き出していて顎のラインがきれいでないと「美しい顔」と思われないようである。

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セミリンガリズム(semilingualism)

「早いうちから英語教育をやるとどちらも中途半端になるよ」という議論がある。なんとなしに回答したのだがもしかしたら「沼」だったかもしれない。英語でsemilingualismというそうだが差別用語らしいのだ。英語版Quoraにはこれを扱った回答がほとんどない。さらに実際に障害を経験している人がいるために語りにくい問題になっている。だから非当事者がこの問題を知る機会があまりない。人権について広く薄く扱っているとこういうケースもあるんだなと思った。わかってもらえないというのも差別になり得るが、非当事者はおそらく誰も差別しているとは思っていない。

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LINEが日本のアジア差別を次のフェイズに加速させた

LINEをめぐる扱いが日本人の中国人に関する差別意識を色濃く反映しているという話を書く。「誰も語りたがらない」という点に特徴があるように思える。漠然とした不安や漠然とした差別意識は誰も直視したがらないからである。だから却って差別が蔓延する。さらに話が拡散する過程を観察するとデマの広がり方と一緒である。曖昧な情報が不安に乗って拡散しているのだ。

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楽天モバイルはなぜ国内電話が無料なのに一般には知られていないのか?

先日来、楽天モバイルについて一人で大騒ぎしている。だが一般にはなかなか伝わりにくいのではないかと思う。今日は「なぜ楽天モバイルで国内電話が無料になるのか」を考えるのだが実際に考えるのは楽天モバイルの意味合いである。

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楽天と日本郵政が組むとスマホの国内通話が無料になる

出来レース・プロレスだと思っていたものが風向き次第で俄然面白くなることがあるものだと思った。楽天と日本郵政の提携話のことである。菅総理から見ると完全に想定外の出来事だろう。あるいはベルリンの壁が崩壊したのと同じようなことが日本でも起きているのかもしれない。

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LINEモバイルを抜けることにした

LINEモバイルから突然VoLTEが使えなくなるという通告が送りつけられてきた。いい機会だなと思ってLINEモバイルを抜けることにした。心得違いも甚だしいな遠思った。少なくともこれからサービスが増強されることはないだろう。この先何が起こるかわからないのでやめることにした。

今回はユーザーの離反行動について考える。

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福岡県篠栗町のママ友洗脳児童虐待事件

福岡県篠栗町で5歳の男の子がなくなった。胸腺が縮んでいたことから満足にご飯を食べさせてもらえていなかったことが伺えるのだそうだ。今日はこの子が何に殺されたのかを考える。女性の活躍や少子化対策を概念的に考えている人には直視してもらいたい事件である。

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戦後に生まれた肉じゃがはどのようにして伝統の国民食に昇格したのか

肉じゃがはおふくろの味という思い込みがある。だが、実際にいつ頃から登場したのかはよくわからないのだそうだ。これを真面目に追求した本を図書館で見つけた。国民食の履歴書という本だ。日本の伝統がテレビによって捏造された様子がわかる。我々を洗脳したのはテレビである。高度経済成長期はテレビが我々に偽の伝統を植えつけた時期だったのだ。

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予算年度内成立の犠牲になった断らない女こと山田真貴子広報官

また、安倍・菅政権の犠牲者が出た。今度は断らない女こと山田真貴子元広報官である。例によって「戸籍名」は吉田真貴子さんというそうだ。実質別姓で男性からのお誘いを断らずに頑張って来たのに最後に切られてしまった。いかにもかわいそうな人である。だが、このニュースの伝え方を見ていて「予算の犠牲になった」とわからない人もいるのではないかと思った。背景には総務省の複雑な成り立ちがある。だが、もう知らない人も多いかもしれない。

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日本のSNSが炎上を定期的に求める構造的理由とは何か?

最近ブログの閲覧者が減っている。理由はわかっている。誰かを指差して「あの人が悪い」と言わなくいと閲覧数が下がるのだ。たまにタイトルに人名を混ぜた記事を書くと閲覧数が二倍程度になる。

「どうしてこうなるのだろう?」ということを考えた。

考えても仕方ないかもしれない。日本ネット社会は常に炎上を求めているという現状が認識できればそれでいいのだ。

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テレビやマスコミが新しく手に入れた洗脳手法に戸惑う

朝の時間だらだらとテレビをつけている。森元組織委員会会長の議論がいつの間にか宣伝フェイズに変わったなと思った。ちょっとした危機感を持ってこの文章を書き始めたのだが、書きおわってかなり戦慄している。受け手側に対抗策がないからだ。

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