ESFP, ESJF

昨日までのグループはENだった。外向的直感型だ。これがESに変わるとどうなるだろうか。物事をフレームワークではなく、細かなディテールに満ちた存在として捉える人たちだ。

ESFP

楽しいことが好き。スポーツが好き。みんなでわいわいするのが好き。手許にある資料を見るとそんな人物像が浮かんでくる。周りを察知して何が起こっているのかを事細かに感じる事ができるのが利点なのだろう。理論は苦手なはずで、具体的に見せてほしいと思っているかもしれない。大きな絵を描くというより、現場のマネージャーとしては良さそうに思える。
これを読んでいて思い出したのは、ピーターの法則だ。人は出世すると、いずれ「無能レベル」に至るというやつだ。しかし実際には直感型で大きな絵を書く人たちが現場でくすぶっていることもあるだろうし、現場の細かいマネージメントが好きで現実的な解決策を作るのが得意な人が、経営幹部になってしまうこともあるだろう。コンセプトしかないパワーポイントを見せられて「で、具体的にはどうなの」と聞く人がいる。具体例があるんだったら企画書なんかだしとらんちゅーの、と心の中で笑いながら愛想笑いをするということになりかねない。

ESFJ

さて、これがJになるとどうだろうか。5年前に受けたテストではESFJと診断された。

さらに現実的なタイプだが、ここではSとFのバランスが取れているように思える。人の気持ちが分かるので、カウンセラーやコンサルタントなどに向いていると言われる。何か相談があってそれを持ってゆくと、親身になって具体的に答えてくれそうなタイプだ。また、調和を重んじるので現場も和やかになるだろう。なぜか「褒められるとうれしい」と書いてある。どうしてだろうか。人々の暮らしに直結した具体的な事柄を好み、抽象的な概念にはあまり興味がないのだそうだ。


個人的な経験から言えることは、こうした特性は先天的なものというよりは、後天的に獲得できるものではないかということだ。ユング派の説によると、劣等機能は躾けられない馬のようなものだそうだ。だから感情型の人が思考を模倣することは「周りから見ると明らかに変なリクツなのだが、本人は大まじめ」というような結果を招きかねない。しかし、いったん獲得してしまうといくつかの役割をこなす事ができるようになる。例えば、現場にも目配りしながら、大きな絵も描けるといった具合だ。

逆に、人生の転換点を迎えずに、一つのキャラで押し通してしまうと「人の気持ちが分からず、応用の利かない」人になりかねない。終身雇用下のサラリーマンは会社に入ると挫折無く一生を過ごすことが多く、一つのキャラのまま60歳まで過ごす人も多いのではないだろうか。組織の外でシゴトをしている人はそういう訳には行かないだろう。
また、MBTIはスケールなので、どちらかといえば外向的という人も、極端に外向的という人もいる。

いよいよ明日は外向性の最後の一群をご紹介する。現実的な思考型の人たちとはどういった性格なのだろうか。

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