そもそもちゃんと立ててないんです

今日凄い発見をした。ちゃんと立ててないのだ。正確に言うとちゃんと歩けていないのだが、まあ同じようなことだ。

ことは病気をして運動ができなくなり肥ってしまったことに始まる。しばらくはあり合わせのものを着て過ごしていたのだが、さすがにそれはまずいだろうということになり、いくつか洋服を買った。しかし体型が変わったせいか全く似合わない。ファッション雑誌を読んだのだが全く分からず八つ当たり気味の文章を書いたりした。しばらく写真を撮っていると「お、これはいいぞ」と思うものがある。だが、再現できない。そこでビデオなんか撮影したりして「何がいけないんだろう」などと探り始めた。

まだちゃんと立てていないのだが、途中の感想として「イケメンなら洋服はユニクロで十分」という結論に達しつつある。そして、体型が壊滅的にまずいわけではないらしいということも分かった。だが、ちゃんと立てない。

ビデオなので、録画ボタンを押してから立つまでに時間がある。その間の歩き方がなんか無様だ。これを見て「うわー歩けてないんだ」と思った。脚が伸びていない上に左脚が内側に入っている。そこでファッションモデルのビデオなんかを見たりした。人間の太ももというのは骨盤の外側あたりから膝に向かって斜めに筋肉が走っている。そこで太ももの外側を中心に力を入れたりした。お尻の外側の筋肉と太ももの裏側に緊張が走る。いくらかマシになった。で、思い切り外股に歩いたりしたが、それでも左足が内側に入る。その上とてもぎこちない。

んーなんか変だ。X脚なのかなあとも思い、親を恨んだりしたのだがのだが、それもなんか違う。

ゆっくりと膝が内側に入らないように歩いてみる。なんか足の外側で立っている感じになる。これ変な感覚だなあと思った。土踏まずの周辺で歩くような感じだ。で、ビデオをもう一度見てみた。

ここまで一週間くらいかかったがやっと理由がわかった。土踏まずの引っ込んだ所で歩いている。なので足首が着地するたびに「ぐねっ」となる。一度わかるとあとはするすると謎が解ける。靴の内側だけが減るのはそのためだったんだと思った。足を引きずるように歩いている上に足首が歪んでいるのだ。

昔から体育が苦手だった。特に徒競走などは大の苦手だ。ああ、ちゃんと歩けてなかったんだと思った。こういうのは学校で教えるべきなんじゃないだろうか。算数なんか使わないことがあるかもしれないけど、歩くのは毎日のことだろう。子供の頃に教えてもらっていれば、人生違ったかもしれない。

いずれにせよ、足元ができていないのに脚や尻だけをいじっても仕方なかったのだ。よく「正解なんかないことの方が多い」みたいなことを偉そうに書いているのだが、正解が存在することもあるんだなあと思った。

それにしてもちゃんと歩けないとは、とても情けない。部活で野球とかサッカーとかやる人は、立ち方や歩き方なんかを習うんだろうかなどとも考えた。

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