ダイエットについて真面目に考える

しばらく運動ができない時期があり67kgくらいあった体重がピーク時には84kgくらいいった。しばらく「もういいや」と思っていたのだが、写真を撮影するとあまりにもひどかったので、再びダイエットしてみることにした。

以前に食事を変えて(炭水化物を抜く)三ヶ月程度で10kgほど痩せたことがあった。炭水化物を抜いて1kmくらい歩くというのをしばらく続けたのだ。だが、今回は食事を変えたりということはできなかった。

やってみたこと

まずは体重計に乗ることから

太ってくるとそもそも体重計に乗るのが嫌になる。まずは現状の把握が重要だが、体重計に乗ろうと思うまでに数日かかったと思う。が、とりあえず乗ってみた。これまでの最高が80kgくらいだったのでそれを少しオーバーしている。ちょっと絶望する。

とりあえず最初の一歩を踏み出すことが大切

時間がないとか食事を自分でコントロールできないなど、制約がある人も多いと思うのだが、まず開始してみることが大切だと思う。とりあえず1時間くらい歩くことにした。ガラケーにある万歩計を使う。計測してみるとだいたい7000歩という値が出る。これでだいたい一ヶ月に1kgくらい減らすことができた。この状態が半年くらい続くと6kgくらい痩せることができる。

しかし、1kgくらい減っても体型にそれほどの変化は見られない。あまり成果を気にしないことにする。

内臓脂肪を減らすためにお酢を飲む

内臓脂肪を減らすという触れ込みのお酢を飲むことした。知っている人がお酢を飲んで胃を荒らしたという話を聞いていたので、りんごなどで調整されているものを買ってきた。だいたい一週間くらいで一本飲むのだが価格は近所のスーパーで265円(Amazonで買うとちょっと高い)である。体重は減っているものの、それほど劇的に変化がわかるわけではない。

もともと一番右側の穴で締めていたベルトが一番左の穴になった。半年でこれを左から3番目まで縮めたのだが、最後の1つが落ちなくなった。

よく見ると右の穴の隣に筋がついているが、無理して締めていて付いた筋だ。締められるけど、ちょっときついみたいな状態である。

どうも「内臓脂肪大作戦」はここで効果が落ちついてしまったわけだ。お酢を飲んで運動するというのに効果がないわけではないのだが、作戦を切り替えなければならない。

停滞してからやったこと

体重の減少そのものは76kg近辺で止まった。半年強で8kgくらい痩せたことになるが、まだ少し腹が出ているという状態だ。

筋トレする

ちょっと体が動くようになってきたので、筋トレを始めた。しかし、あまり張り切り過ぎると続かないことは容易に予測できるので、腕立て伏せ3回(胸の両側、上、下と部位が3つある)で10回づつ行うことにした。あと腹筋を3種類やる。普通の腹筋(足を上げることで腰を床につける)、足を上げ下げして下腹を刺激する、ひねるというものをやることにする。スクワットをやっていたが面倒なのでやめた。時間にして10分もかからないので、やっててもあまり意味がないのかなあと思う。

行ける人は時間を作ってジムに行ったほうが良いと思う。スウィッチが切り替わるのでまとまった運動ができるからだ。が、マシーントレーニングも考えものだなあと思った。とりあえず重りを動かしているだけだと「どの筋肉に効いているのか」をわざわざ考えない。

写真を撮影する

ダイエットというのはなかなか思うように効果が出ないので、写真を撮影することにした。ちょうどファッションに興味があったのでファッション投稿サイトで反応を見ながらやってみることにした。しかしやってみると、頭が大きく脚が短い。これを補正するために画角を調整する人もいるようだが、ポージングでなんとかやってみることにした。ファッション雑誌を真似てみるわけだ。

気がついたこと

世の中にあるダイエット本にはさまざまなアプローチがあるのだが、それぞれこうした要素について言及はしていても全体については書いていない。だから、あるダイエット法をやったからといって、それがすぐさま劇的な効果を生むということはないわけだ。最初はベルトの穴が減ったりして嬉しいわけだが、だんだん数字が動かなくなると「もうやめちゃおうかなあ」という気持ちになる。そこで数ヶ月でやめてしまうと「効果がなかった」ということになってしまうのだと思う。

だが、実際には8kgほど痩せている。これの効果を実感したのは4kgの荷物を背負った時だ。背中にずっしりくるわけだが、これの倍を身につけていたことになるわけで、かなり大きな負担だったことがわかる。だから、諦めずに続けることが重要だ。

体重が減ることとスタイルが改善することは実は似ているが違う

停滞を破ったのは実はあまり脂肪燃焼とは関係がない行動だった。ということである程度守備範囲を広げておくのは重要である。

写真撮影をしているうちに姿勢が気になりだした。脚が短く、頭が大きいからだ。日本人だしモデル体型でもないから仕方がないよなと思ったのだが、サイズなどを計測してみる。すると実はそれほどひどいものでもないのである。姿勢が悪いんだなあと思った。

そこで最初は脚と胸で姿勢を維持しようとした。すると腰に無理がかかったようで左腰を痛めた。痛くてしゃがめないほどである。左腰に負担をかけないようにして(というよりかけられない)姿勢を補正するためにはどうしたらいいかを考えた。

そこで上半身を持ち上げてみる。するとウエストが細くなる。さらに下腹部に力を入れて下腹部を引っ込めた。これで下腹が凹む。さらに年齢が行っても太っていない人の肩甲骨がTシャツ越しにわかることに気がついた。これを真似てみると胸をかなり反り返した感じになる。その状態で入らなかったパンツを履いてみたところすんなりと着ることができた。つまり知らず知らずの間に体が緩んでいたのである。

下腹部を出したり引っ込めたりすると腹式呼吸になるのだが、これをしばらくやるとさらに2kg弱痩せた。さらに最後の一穴が無理なく締められるようになった。

そういえばこれを利用したロングブレスというダイエットもあったなあと思った。ロングブレスダイエットは「息を吐き切る」という点に特徴があり、きつければきついほどいいという印象があったのだが、実はそれは本質ではなかったようである。下腹で呼吸するということがよくわかっていなかったのだ。そう考えると丹田呼吸という本も幾つか出ていて「いろいろつながっているんだなあ」などと思う。

体脂肪率が減ったわけではないので、排水がよくなっただけという可能性もあるが実際に体重が減ったし、ベルトも縮まった。これでいいんじゃないだろうか。

最初の行動が無駄になったわけでもなさそう

このように三段階でダイエットしてみた。最初にやっていたことが無駄になったのではと思える、しかし、第二段階以降を実行するためには、そもそもある程度内臓脂肪が減っている必要があり、なおかつ姿勢を保つための体力も必要である。体力がないにしても、少なくとも筋肉がどう動いているのかという意識を持たなければならない。つまり「無駄だなあ」と思ってやってきたことが実は効果があったということが後になってわかるのだ。

ジムで急激に体重を減らしてもやみくもにマシーンを引っ張っているだけでは「単に痩せた」だけで後には何も残らない。何をどう動かしているのかという意識付けが実は重要なようである。

例えば「お腹を引っ込めたい」と思っていても、実はお腹がどうなっているのかをよく知らない。実は腹筋は幾つかのブロックにわかれていて横にも広がっている。どこに何があるかわからないと力を入れることもできない。さらに腹部の上と下では効果的な運動すら違っている。このように筋トレはトレーニングそのものが目的なのではなく「そもそも筋肉ってどこについているの」かを確認するためにもできるわけだ。GQには次のような記述がある。

腹凹エクササイズは、腹直筋、内外腹斜筋、インナーマッスルである腹横筋をそれぞれターゲットごとに鍛えるメニュー。回数は各20回1~3セットを目標に、週2回からスタートしよう。まずは全メニューにトライを。続かない人は、各10回、週1回からでもいい。とにかく、挫折することは避けてほしい。

まとめると

  • 無理なく続けられることが重要。5分の筋トレだと特にやめる気にならない。歩くのも習慣にしてしまえば楽だ。これをライフスタイル化すると言ったりする。成果と結びつけてしまうと、
  • ダイエットにはいくつかのプロセスがある。停滞したらアプローチを変えてみるといいのだが、何をしていいのかよくわからない。しかし、体脂肪を減らすことから姿勢を正しくすることに変えてみるなどのやり方があるので、いろいろ手をつけることは重要なようだ。
  • すぐに効果がでない場合に備えて記録を取ってみる。体重計のように数字で測ってもいいが、ベルトの穴だったり、昔のスーツだったりといろいろな計測方法がある。複数の指標を持つことが重要なようだ。

このような記事もいかがですか