他人を押さえつけ自分だけが助かりたい日本人のワクチンパニック

高齢者を中心にワクチンパニックが起きている。電話回線が塞がれ、大阪では徹夜で密がつくられた。西尾市ではスギ薬品の会長夫妻が副市長に特別の便宜を図ってもらおうとしたことが問題になっている。蜘蛛の糸に群がろうとする人々の浅ましさという気がする。兵庫県の神河町では町長が「危機管理」として自分がワクチンを接種してもらったそうだ。だが、これだけではなかった。

隙あれば抜け駆けしたいと考えるのが日本人なのである。これに呼応して生まれたのが抜け駆けを禁止する文化だ。

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5月10日は菅義偉さんが壊れた日

朝から衆参で国会中継をやっていた。たまたま蓮舫代表代行が質問をしているところを見たのだが「菅総理が壊れゆくところ」を目撃することになった。ということで5月10日は菅さんが壊れた日である。

蓮舫代表代行の様子がまず何処か違っていた。普段からきつい印象がある人だがこの時はどちらかというと宿題をやらない子供を諭すような様子になっていた。まず現状認識を問い、そこから「ワクチンだけでなくスクリーニング検査も充実させないとダメですよね」というところにつなげてゆこうとしてい他のではないかと思う。だから序盤は単に前提を共有すればいいのである。共通基盤がありそこから議論が展開する。当たり前の話である。

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48億円を無駄にした菅官房長官の恫喝体質

菅官房長官(当時)肝入りで進められた警察関係の施設のコロナ病床転用がうまくゆかず48億円が無駄になった、今回はこのAERA.dotによる記事を読み解く。Twitterで話題になり菅総理は無能だの大合唱になっている。だが総理大臣への批判が起こるとそのカウンター言論も盛り上がる。「実は無駄ではなかった」「野党は反対ばかり言っている」と反発する人が出てくるのだ。日本人は政治議論ができなくなった。

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オリンピックの責任議論で逃げ損ねた菅総理

「政治」という言葉はいろいろな使われ方をするのだが、責任を取らずに逃げることと成果を横取りすることを「政治」といったりする。IOCとWHOの間で政治が始まっている。ワシントンポストはバッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼んだ。バッハ会長と日本の関係者をつなぐコーツ調整委員長は「オリンピックは絶対に開催する」と断言した。だがこの時「IOCが責任を持つから」とは言わなかった。菅総理が大丈夫だといっているから大丈夫だと説明したのである。問題が起きた時のことを見据えて責任のたらい回しが始まっているのだ。

それに一人気がついていないのが菅総理なのだが、菅総理は個人的に責任を負わない。お金の問題が出てきた時に責任を負わされるのは日本国民である。

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日本の新型コロナ感染者数が菅政権によって隠蔽されないたった一つの理由

今日のは日本の新型コロナ対策が隠蔽されない理由について書く。森友・加計学園問題では政府は問題を完全に隠蔽して見せた。末端で改竄に加担した職員は罪悪感から精神を病み自殺したが上級幹部たちは出世したと言われている。政府は問題を見て見ぬ振りをして、あったことをなかったと言い張っている。そして多くの国民は日本の政府はちゃんとやっているのだと思いたいがためにそれを黙認した。

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フランスとイギリスの劇場型外交

フランスとイギリスの関係が緊迫している。ジョンソン首相が軍艦を派遣する騒ぎになった。騒ぎがあった場所は英領のジャージー島である。連合王国の一部ではなく王領ということになっていて自治政府がある。正式名称はジャージー代官管轄区(Bailiwick of Jersey)である。人口は10万人弱だ。ジャージー島はEUには加盟していなかった。

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