毎日放送が維新に偏った偏向報道をしていたと認めた。「政治的公平性」の不備と言っている。Twitterなどでも盛んに指摘されており抗議が認められた形だ。ただ放送局はトップの責任は認めなかった。バラエティを担当する制作スポーツ局が勝手にやったことだとして現場に責任を押し付けたのである。
“毎日放送が認めた維新偏向報道” の続きを読む橋下徹が象徴する日本政治言論の怠惰とアパシー
橋下徹さんがウクライナ問題で持論を展開して顰蹙を買っている。顰蹙を買っているのだがここれを擁護する人もいる。日本人の怠惰を正当化する橋下さんに共感する人が一定数いるのだ。
“橋下徹が象徴する日本政治言論の怠惰とアパシー” の続きを読む3分でわかる独断と偏見の新聞チェック:2022年初頭版
毎日Quoraで新聞チェックをしている。継続的にやっているとなんとなく癖がわかってきて面白い。独断と偏見で最近の新聞と通信社の傾向をまとめてみた。
“3分でわかる独断と偏見の新聞チェック:2022年初頭版” の続きを読む#立憲民主党は維新と組むな – 2022年2月14日は左派リベラルの敗戦の日
朝起きてTwitterをみたら「立憲民主党は維新と組むな」というタグが飛び込んできた。立憲民主党などの野党が共産党を外し維新を含んだ枠組みで政策協議をすることを決めたことにリベラル派が反対したのだ。
これをみて「次の戦争に勝ちたかったら一度は敗戦を認めたほうがいいのではないか」と思った。このままTwitterの世界でつぶやいているだけでは状況は変わらないだろうからである。
だが実際にはこの騒ぎはTwitter世論の勝利で終わった。つまり敗戦はなかったのである。リベラル派は変わるきっかけを失ったといえる。
“#立憲民主党は維新と組むな – 2022年2月14日は左派リベラルの敗戦の日” の続きを読む成果主義を追求したテレビ朝日の社長の辞任劇
政権に批判的な印象のあるテレビ朝日で不祥事が相次いでいる。まず東京オリンピック前に「局内の空気がおかしくなっているのでは?」という不祥事が起きた。最近になってテレビ朝日のセールスプロモーション局ソリューション推進部長三田研人容疑者(49)がIT導入補助金の詐欺で逮捕された。被害額は900万円だったそうだ。だがそれだけでは終わらなかった。なんと亀山慶二社長(63)が辞任したのだ。ありもしない出張をでっち上げて食事をしたりゴルフをしたりという「みみっちい」不正行為が原因だ。不正金額はわずか60万円だったそうだ。まさか「この程度のこと」で辞任させられるとは思っていなかったのだろう。
“成果主義を追求したテレビ朝日の社長の辞任劇” の続きを読むバカは自分がバカだということを知らないし検索しても自分がバカであることに気がつけない
トランプ大統領支持者が進んで民主主義を破壊するのを見た時や安倍政権の支持者たちが立憲政治を破壊しようとした時、民主主義を維持する上で市民が知識を持っていることは重要だということを学んだ。
バカがはびこると民主主義がどんな目に合うかということを学んだ数年だったといって良いだろう。そこことを痛感する本を読んだ。それが「クラウド時代の思考術」である。面白い本だが、題名が悪い。「バカは自分のバカに気がつけない」というようなタイトルにしたほうがよかった。
“バカは自分がバカだということを知らないし検索しても自分がバカであることに気がつけない” の続きを読む松浦勝人さんの金持ち自慢
松浦勝人さんという人がYouTubeを始めた。貸レコード屋さんから輸入業に転じ有名アーティストのプロデュースなどを手がけたという華麗な経歴がある一方で近年の営業利益が落ち込んでいる。コロナの影響でイベント事業が不振となり本社を売却することで凌いだのだという。
将来に不安を感じるくらいなら新しいことをしてお金を稼いだ方がいいということなのかもしれない。不安を解消するために自ら動くというのは立派なことである。ただそのYouTubeの内容は主に松浦さんの金持ち自慢である。チャンネルが出るたびに消していたのだがどういうわけか次々に出てくる。そこで見だしたところこれが意外と面白かった。
お金持ちで「数千万円のブランド品を一時間もしないうちに買ってゆく」というようなあまり上品とはいえないコンテンツがたくさん出ている。おそらくこれがこれまでも日常だったのだろう。だが実際に自分で見ると文春が伝えるような嫌味さはない。この辺りは松浦さんの人柄なのだろう。
“松浦勝人さんの金持ち自慢” の続きを読む神田沙也加報道抑制と報復自殺問題
もう去年になってしまうのだが神田沙也加さんと言うミュージカル女優が亡くなった。
非常に違和感のある報道だった。おそらく多くの人が「報道のあり方」には関心があったと思うのだが、全く別の問題について考えていた。それが報復自殺問題だ。
よく読まない人から「神田さんが報復自殺をしたのか」と捉えられかねないので、当時は触らなかったのだが少し時間が経ったので改めて考えを整理することにする。
“神田沙也加報道抑制と報復自殺問題” の続きを読むAMP for WordPressは閲覧者数を増やすのか?
最近Googleが色々なお勧めをしてくるようになった。中にAMPを導入しろというものがある。AMPを導入するとモバイルページの読み込みが早くなり従って閲覧者数が増えるというので実際にやってみた。導入にちょっとしたコツがいるのだがあまり情報が出回っていないようだ。
“AMP for WordPressは閲覧者数を増やすのか?” の続きを読むなぜかバルミューダのスマホが叩かれている
バルミューダが5Gのスマホを発売した。最近、経済を評論するときに「日本の産業競争力がなくなったのは創業者が減り独裁思考でモノを作らなくなったからである」という論が聞かれたので「独裁的で独りよがりなバルミューダはさぞかし歓迎されるんだろうな」と思ったのだがそうはならなかった。色々な人から叩かれている。
背景を調べて叩かれているのは虚栄心だなと感じた。
“なぜかバルミューダのスマホが叩かれている” の続きを読む太田光とTBSは何に失敗したのか
選挙速報の類は見ないようにしている。どうせ半日程度待てば結果が出るからだ。だが今回は太田光さんとTBSの選挙特番の評判が突出して悪かったので「何があったのだろうか?」と興味を持ちQuoraで聞いてみた。政治に関してはあまりまとまった知見が得られないQuoraだがこの分野ではかなり面白い発見がいくつもあった。
“太田光とTBSは何に失敗したのか” の続きを読むコンテンツ産業の成長について散漫に考えてみる
考えるきっかけは「岸田政権の不毛な成長論」についてだったのだが、最近コンテンツビジネスの成長とは何かとかソーシャルメディア将来はどうあるべきかということを考えることが増えた。いつもは特定のニュースなどを比較的に筋のある文章を作っているのだが今日は散漫にこの辺りをぶらぶらしてみたい。一応文章なので結論めいたものはあるのだがそのあたりはさほど重要ではないかもしれない。
“コンテンツ産業の成長について散漫に考えてみる” の続きを読むオワコン化するSNSとDappi問題
SNSが急速にオワコン化している。元祖SNSだったFacebookが社名変更を含めた大胆な路線変更を模索しているのだ。新型コロナの蔓延をうけて「バーチャル」に勝機があると見たのだろう。メタバース企業への展開を模索しているほか仮想通貨(当初Libraと言っていたがDiemという名前に変えたそうだ)のプロジェクトも依然進行中である。
“オワコン化するSNSとDappi問題” の続きを読むmySQLのトランザクションテーブルから複数のマスターを参照するためのJOINのやり方
洋服は古着屋で買っている。同じテイストの服を揃えたり上下をセットアップで買うことができないと、テイストがバラバラになり収拾がつかなくなる。同じようなものを二つ買ったりパンツはあるのにジャケットがないというようなことが頻繁にある気がする。気がするのだがよくわからない。そこでワードローブを整理・把握しようと考えた。
毎日着る洋服を写真撮影して使ったアイテムをデータベースに記録している。これを使ってワードローブを整理しようと思いついたのだ。
“mySQLのトランザクションテーブルから複数のマスターを参照するためのJOINのやり方” の続きを読む問題の社会化 -町田市のモデル校でSNSを使ったいじめによる自殺が確認される
今回は「問題の社会化」というトピックでいじめ問題について考える。町田市のある小学校でSNSを使ったいじめが確認された。いじめられた生徒は別の生徒の名前を名指しした遺書を残して自殺したそうだ。
このニュースはかなり都合の悪いいくつかの事象を含んでいる。この学校は先進的に一人一台のタブレット端末を配布するモデル校だったのだが、学校は端末をきちんと管理できていなかった。
いじめの舞台になったのはGoogleチャットだがNTTがGoogleと組んで町田市の公立小中学校に導入を進めているという記事が2017年に出ていた。つまり、モデル事業が失敗して自殺事件が起きたというケースなのだ。「一部の企業が金儲けのためにタブレットを小学校に売りつけた」のだから即刻中止すべきだと言いたくなる。
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