安倍総理はなぜ日中に慶応大学病院に行ったのか?

今日のお話は陰謀論である。安倍総理が慶応大学病院に行った。6月に検診を受けておりその追加検診であるという。だが、前に体調不良を原因に政権を投げ出していて「また同じことが起こるのではないか」と大々的に報道されることになった。いつもなら官邸側のスポークスマンになっている田崎史郎さんまでも「お疲れなのでしょう」とどこか他人事だ。あまりこの話題に触れたくない様子がわかる。




「反安倍のやつらにメシウマな思いをさせたくない」という気持を持った人も多いようである。「大したことはない」とか「騒ぎすぎだ」というような反応が見られた。これまで反左翼の人たちは散々安倍総理を利用していい思いをしてきたので、その反動を恐れているのだろう。

安倍総理は秘密主義で知られている。にもかかわらず大々的に車列を仕込んで慶応大学病院に出かけて行った理由がわからない。伊藤惇夫さんも「安倍総理は体調問題についてはオープンすぎる」と首をかしげていた。これでは「報道してください」と言わんばかりである。

では総理大臣にメリットがあるのかという話になる。これがわからない。

最初に考えたのは国会をやりたくないから体調不良を装っているのではないかという可能性である。なんとなくやりかねないなというところがある。「サボりの晋ちゃん」仮説だ。

次に総理が表に出ない理由を作りたかったのではないかと考えた。総理大臣は新型コロナ対策で頑張りすぎたという世論作りである。体調が悪いなら仕方がない。あの人は色々言われてはいるが実は責任感の強いいい人だった。おそらく野党も攻撃しにくくなるだろう。まあ、これも特に悪いことはなさそうだ。

最後にわざと総理大臣の空白をつくっているのかもしれないと思った。ここで誰かが「クーデター」に出れば潰してやろうというわけだ。最近総理の次を狙う動きが出ており、もしかしたら誰か裏切り者がいるのかもしれない。

ここまでは総理大臣や周辺が嘘をついているという仮説である。これまで散々情報操作をやってきたのだから、この程度の類推は許してほしいと思う。

だが、ここで想像力を膨らませて「もしかしたら絵を作りたがっているのは本人ではなく別の人かもしれないなあ」と思った。なぜそんなことを思ったのかというと過去に似たようなことがあったからだ。

安倍政権は参議院選挙で負けてねじれ国会を作ってしまったのだが、政権には居残るつもりだった。だが、安倍さんは結局体調不良を理由に辞任してしまった。ところがこの時、麻生幹事長は急いで総裁選挙をやりたがった。おそらく相手陣営の準備が整わない間に党内をまとめたかったのではないかと言われている。しかし、この姿勢が党内で反発されて結局は麻生包囲網が敷かれてしまう。

このことから示唆されるのは、麻生太郎さんの党内の不人気と安倍晋三さんと麻生太郎さんの間の仲の良さである。安倍総理は誰かに頼りたがっている。

安倍総理に関してはこれまでも「謎の吐血情報」があり、直前にも「総理は疲れているのではないか」観測が出ていた。直前にこの情報を言ったのは麻生財務大臣に近い甘利さんである。一方で、安倍総理に近い清和会系の人たちはあまり総理の状況は知らされていないようである。ここから安倍晋三さんという人は清和会に属していながらあまり清和会メンバーを信頼していないことがうかがえる。一方で麻生太郎さんとは密会を繰り返している。

総理大臣の意欲低下が本物だとすれば総理大臣を「体調不良」状態に幽閉したままにしておけば都合がいいという人がたくさんいるはずなのである。野党には説明をしなくても済むし「体調不良だから仕方ない」ということになれば支持率の低下も防げるかもしれない。さらにいわゆる「官邸主導」という名目で跋扈する官僚たちを抑えることもできる。さらに自分たちが進めたい計画を全て総理の意向ということにもできるだろう。いいことづくめなのだ。

最近の数字では支持率の低下よりも積極的不支持が増えているのが問題になっている。つまりいままで「どっちでもいい」と思っていた人たちが目覚めつつある。それを刺激しているのは官邸主導組だ。彼らはやっているふりは得意だったが実際に組織を動かした経験はない。だから官僚組織を混乱させるだけで終わってしまうのだろう。

総理隠しという前代未聞のアイディアを実行してみたら意外といろいろなものがちゃんと動いているとなれば「だったら総理などいなくてもいいのではないか」ということになるだろう。

麻生財務大臣が積極的に表に出てきて「総理にはお休みいただいた方が」と言っている。総理がお休みになればこの人が名代なのだ。

もしかすると、このまま政権交代にならず総理が表にも出てこないという異常な状態が常態化するのかもしれないなと思った。無気力になった総理が麻生副総理の元に足繁く通って新しい組閣図を「ご指導いただいている」光景すら目に浮かぶ。

この情報が表に出てくることはないだろうが「病院への大名行列」を仕組んだのが誰なのかが気になる。

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