ダイエットの仕上げにさつまいもがいいのはどうしてか

最近、あれと思うことがあった。ちょっときつくて捨てようかなと思っていたパンツが入るようになったのである。これらのパンツはどれも股上が深い。ヒップで合わせるパンツは28インチか29インチなのだがこれだとウエストがきついと感じるものがあった。つまり内臓脂肪が溜まっていたわけである。これを解消した食材は意外なものだった。さつまいもである。




台風19号に備えてパンがなくなったスーパー

秋になってさつまいもが出回ってきた。そこでパスタをさつまいもに置き換えてみることにした。去年もやって見たかったのだが、台風の影響で大きな被害が出た関係なのかさつまいもの値段が高かった。千葉では棚からパンが消えるという騒ぎもあったあの台風である。

とはいえ、最初の一週間程度はあまり信じていなかった。どうせダメなのでやめようと思っていたくらいだ。

長く続いた理由はさつまいもの腹持ちの良さがある。一本を切って入れるとコメ1合ぶんぐらいの嵩になる。これくらい食べられれば減量をしているというような気分にはなりにくい。炊飯器で15分くらい煮ると食べられるようになる。

一週間くらい経ってウエストがきつかったパンツを履いて見たらすんなりと入った。あれ、と思った。体重は減っていなかったからである。つまり腹回りだけサイズが変わったということになる。体重はそのあと1キログラムほど落ちた。

体系に見た目の変化はなかった。そもそもお腹がぽっこり出ているのは太っているからでない。姿勢が悪いからである。座り姿勢でパソコンの前に座っていると腹筋に力が入らずに背中を丸めて座ってしまう。一応「正しい姿勢」というような本も読んだのだがやはりそれをキープするのは難しい。

隔日で腹筋運動をやっているのだが、これが劇的に効果があるというわけでもない。だらだらと腹筋運動をやっているとちょっと嫌になる。

腹筋運動の役割は別にありそうだ。腹筋がどこにあるのかを覚えられるのである。一番上、真ん中、下腹部、脇とそれぞれの部位があり力の入れ方が異なる。普段から背筋を伸ばしコアで体を支えるようにして歩けば徐々に効果が出てくる。

だが体脂肪が多い人はいくら腹筋が発達しても外から見えないので面白みがない。「ずっと続けても意味がないのでは」と思えてくる。さつまいもダイエットはこの最終段階では役に立ちそうである。ダイエットの最初に効果があるというよりある程度の仕上げ段階に使うと効果的なのかもしれないと思った。

「さつまいもダイエット」という話よく聞く。カロリーの多寡ではなく食材に秘密がある。

  • さつまいもは「GI値」が低く血糖値が上がりにくい
  • 繊維質が豊富である
  • ビタミン類(B,C,E)が豊富である
  • 便秘を解消するヤラピンが入っている
  • カリウムが豊富

GI値が低く血糖値が上がりにくく痩身に効果的というのは本当なのだろう。また脂肪燃焼に効果的なビタミンが含まれているというのもおそらくその通りかもしれない。

最後の繊維質だが、残念ながらさつまいもの繊維質だけではよくないようである。ヤラピンという便秘を解消する物質が入っているそうだが、言い方を変えれば下痢気味になるということでもある。調子が悪くなったなら他の食べ物も加えたほうがいい。つまり、極端に糖質を抜く必要はないし抜かない方がいい。

さつまいもとダイエットで検索をしたところ、ボディーメイキングをする人がよく使うという話が出てきた。経験的に、ビタミンが豊富で筋肉を維持しながら体脂肪だけを減らす効果が知られているようだ。またビタミンが豊富なので肌のツヤを保つ効果も期待できるという。またカリウムが含まれており水分を排出するという効果もあるという。

もう一つ、さつまいもがいいなと思ったのは置き換えですむところである。ダイエットをしているという意識はないのでチョコレート菓子などを食べてもみたのだがこれでリバウンドするということはなかった。メインのエネルギー吸収効率が下がると極端な食事制限をしなくても構わないということになる。

さつまいもダイエットの一番の難点は「自炊以外に選択肢がなくなる」ことだろう。鍋でも炊飯器でも10分程度煮れば食べられるのだが、普通のレストランでさつまいもを出しているところはない。弁当屋やコンビニにも味付けされていない。砂糖などを使うとさつまいもの意味がなくなるので軽く塩をつけただけでいただきたい。こうなるとタッパに入れてさつまいもを持参することになってしまう。これは「ダイエット意識高い系」でありなんとなく「健康のためにそこまでするのか」というイメージになりかねない。

「さつまいもレシピが広まればいいのに」とは思うのだがやはり見た目に抵抗があるという人は多いのかもしれない。救荒作物としてコメの代替物にしか思われていないのはいかにももったいないと思う。

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