トランプ大統領は世界の終わりなのか

トランプ大統領が誕生したのを受けて、ロイターがベルリンの壁が崩壊してから27年後に資本主義社会が崩壊したと書いていた。選挙日とベルリンの壁が崩れた日が同じだったそうである。「それほどのことか」とは思わないのだが、否定することもできないので、今回も星占いに頼ってみた。

チャートを再掲載していいのかはわからないが、一応ロゴは貼っておく。日付を入れると自動でホロスコープを作ってくれるサービスがあるのだ。

なお、星占いは科学的には否定はされていないが、統計学的な優位性は全くと言っていいほど証明されていないそうである。つまり、あてにならないということになっている。あらかじめお断りしておく。くれぐれも大地震などを勝手に予知しないように。

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ドイツでナチス政権ができた頃のホロスコープ。それほど顕著なことが起こりそうな気はしない。だが、足の早い星が水瓶座にあることがわかるかもしれない。緑色のゾーンに星が多い気がするがこれは月があるせい。月は30日弱で一周する。
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ということで、こちらが国会が放火された時のもの。今回ポイントになるのが木星(乙女座にある)である。太陽と180度の角度を形成している。徹底的な破壊や死を示す冥王星(だが人間は感じ取ることができない)と太陽は120度を形成している。このハードアスペクトとソフトアスペクトの組み合わせがあることと、ある程度星が固まっていることがポイントになるようだ。
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日本がハワイで特攻攻撃を仕掛けた頃の図。時差があるはずなので月の位置は微妙だが、間もなく火の星座入りする。木星と太陽はまたもや180度を形成してはいる。冥王星と太陽は同じ火の星座にいる。攻撃を示す火星も火の星座にあり(これをグランドトラインなどという)一般的には吉兆とされる。だが、これで日本が破滅することになった。
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さて、誰でもパターン認識できますよね。木星と対峙するのは太陽ではないというところが、これまでのパターンと違っているところ。月が参加して水の星座でグランドトラインができている。これも吉兆のはずなのだが、組み合わせとしてはかなり破壊的な出来事だった。これがベルリンの壁の崩壊だ。これがきっかけになり、最終的にすべての東側陣営が崩壊した。
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こちらはソ連の崩壊。事実上崩壊してしまっており、顕著な破壊のパターンは見えない。実実情崩壊過程が進んでいて、最後の宣言だけだったということが言えるのかもしれない。
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意外とばらけているこの配置。だが、この日「世界の終わり」を感じた人が多かったかっもしれない。木星はまだ火星と対峙していない。水の星座にグランドトラインができている。一方で冥王星は土星と対峙。つまり、木星と火星は外れていることになり、それ以外の星座がソフト・ハードの組み合わせを作っていることになる。ニューヨークのビルに飛行機が突入し、のちの湾岸戦争に続く緊張が生まれた。

無理矢理に解釈すると、民主的に起こった動きはある程度の星のまとまりを必要とするが、少数人数で起こせることは、それほどのエネルギーを使わないのだと解釈することができる。もちろん、星占いにそれほどの力がないとすれば、それはすべて偶然の産物だ。
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さて、これだけが未来のチャート。トランプ大統領が当選した時のチャートも見てみたがそれほど顕著な形は見られなかったのである。現在の緊張は木星が天王星と対峙していることによる。天王星は改革とか最先端技術などを示すのだがこれが逆行していた。しかし年明けごろから順行に入る。木星は順行している。今回は取り上げなかったが「世界の終わり」では木星は逆行していることが多い。木星と冥王星が90度なので何か起こるとすれば今でなくこの頃である。だが、グランドトラインなどはないので、人々が大きく動くということはなさそうである。

ハードなアスペクトはどちらかといえば降着を意味するはずなので「これからどうなるのだろうか」みたいなことは起こりそうだが、それほど破壊的なことは起こらないのではないかと考えられる。

正直星占いが当たるとは思わないのだが、長期的な視野を得るのにはよいのではないかと思う。

勘のいい人は、オレンジのところに星が集まったらどうなるのだろうと考えるのではないか。ハードなアスペクトとソフトなアスペクトの組み合わせができる。この場合月が重要な働きをするので、日付単位で要注意日がわかることになる。

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