変化を拒む気持ちはよくわかる サーバーが壊れて思ったこと

サーバーが壊れた。ほぼ泣きながら復旧作業をやったのだが、なんとなく気持ちが落ち着かないので久々にこの旧ブログを開いてみることにする。普段は社会問題について「変化を恐れてはいけない」というようなことを書いているのだが、実は変化を拒む気持ちもよくわかるのだ。大きな変化は全てを無くすかもしれないリスクをもたらす。この時「全部無くしても最初からやり直せば良い」と思えないとなかなか踏み切れない。

今回なくしたものはおそらく小さくはないと思うのだが、また一つひとつ積み上げて行くしかなさそうだ。

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ジャニーズ事務所の「模造記者会見」と問われるマスコミの人権意識

ジャニーズ事務所の藤島ジュリー氏が謝罪したと各社が一斉に伝えている。一問一答式の文章が出ていたので「記者会見もやったようだ」と思ったのだが、どうやらそうではないようだ。マスコミ向けに「記者会見風」のPR素材を提供しそれを「報道した風」に流してもらう手法に時代遅れ感を感じた。これが世間から批判されることはないだろうが、SNS時代に事務所が適応できなくなっていることがわかる。端的に言うと「終わった」経営手法なのである。

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非常に問題が多い地裁判決「グローバルダイニング対東京都」裁判

グローバルダイニングが104円の賠償を争った裁判の地裁判決が出た。法の下の平等が担保されているとは言えず非常に問題が多い判決だなと思ったのだが大した騒ぎにはならなかったようだ。グローバルダイニングは即日控訴し裁判は続くことになる。小池都知事は「私は間違っていない」といい東京都側は「こんな法律は実行できない」と言っている。

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日本の国会は何も決めないことを決める

さて前のエントリーで「民主主義の根幹が破壊されてショックを受けている」と言うようなことを書いた。だが日本の議会では何も決めないことを決めてしまった。これはあってはならないことだと思う一方でこれしか落としどころはないのかなと言う気持ちにもなる。

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毎日放送が認めた維新偏向報道

毎日放送が維新に偏った偏向報道をしていたと認めた。「政治的公平性」の不備と言っている。Twitterなどでも盛んに指摘されており抗議が認められた形だ。ただ放送局はトップの責任は認めなかった。バラエティを担当する制作スポーツ局が勝手にやったことだとして現場に責任を押し付けたのである。

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よくわからずに安保法制議論をしていた安倍総理と安倍総理がわかっていないことをわかっていた高市早苗

安倍元総理が核シェアリングについて言い出してからしばらくがたった。不思議な気持ちでこの議論を見ていた。実はこれはもう終わった話だからだ。当事者たちが何も理解していないまま安保法制議論が進行していたんだなあということがよくわかる。

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ファイザー・ファイザー・モデルナで強烈な副反応に襲われる

2021年6月の末と7月の下旬にファイザーの新型コロナワクチンを打った。37.1度の熱が出たのだが動けなくなるというところまではいかなかった。そこで甘く見ていたのだが、モデルナを接種した今回は様子が違った。今、38.6度の熱が出た。今日は天皇誕生日なので薬局がしまっているところが多い。常備薬がなければ詰んでいかもしれない。これから摂取する人は念のためにある程度のものは備えておいた方がいいと思う。本当に進んで接種すべきかなど色々考えさせられた。

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#立憲民主党は維新と組むな – 2022年2月14日は左派リベラルの敗戦の日

朝起きてTwitterをみたら「立憲民主党は維新と組むな」というタグが飛び込んできた。立憲民主党などの野党が共産党を外し維新を含んだ枠組みで政策協議をすることを決めたことにリベラル派が反対したのだ。

これをみて「次の戦争に勝ちたかったら一度は敗戦を認めたほうがいいのではないか」と思った。このままTwitterの世界でつぶやいているだけでは状況は変わらないだろうからである。

だが実際にはこの騒ぎはTwitter世論の勝利で終わった。つまり敗戦はなかったのである。リベラル派は変わるきっかけを失ったといえる。

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新型コロナワクチンの3回目予約は自分でやったほうがいい

先日2月14日に接種券をもらった。すぐに予約をしたのだが「予約は自分でやったほうがいい」と感じた。千葉市には予約システムがありパソコンやスマホから予約ができる。必要なのは接種券番号だけである。電話オペレータが全くあてにならないので自分で予約をしたほうがいい。

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成果主義を追求したテレビ朝日の社長の辞任劇

政権に批判的な印象のあるテレビ朝日で不祥事が相次いでいる。まず東京オリンピック前に「局内の空気がおかしくなっているのでは?」という不祥事が起きた。最近になってテレビ朝日のセールスプロモーション局ソリューション推進部長三田研人容疑者(49)がIT導入補助金の詐欺で逮捕された。被害額は900万円だったそうだ。だがそれだけでは終わらなかった。なんと亀山慶二社長(63)が辞任したのだ。ありもしない出張をでっち上げて食事をしたりゴルフをしたりという「みみっちい」不正行為が原因だ。不正金額はわずか60万円だったそうだ。まさか「この程度のこと」で辞任させられるとは思っていなかったのだろう。

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バカは自分がバカだということを知らないし検索しても自分がバカであることに気がつけない

トランプ大統領支持者が進んで民主主義を破壊するのを見た時や安倍政権の支持者たちが立憲政治を破壊しようとした時、民主主義を維持する上で市民が知識を持っていることは重要だということを学んだ。

バカがはびこると民主主義がどんな目に合うかということを学んだ数年だったといって良いだろう。そこことを痛感する本を読んだ。それが「クラウド時代の思考術」である。面白い本だが、題名が悪い。「バカは自分のバカに気がつけない」というようなタイトルにしたほうがよかった。

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松浦勝人さんの金持ち自慢

松浦勝人さんという人がYouTubeを始めた。貸レコード屋さんから輸入業に転じ有名アーティストのプロデュースなどを手がけたという華麗な経歴がある一方で近年の営業利益が落ち込んでいる。コロナの影響でイベント事業が不振となり本社を売却することで凌いだのだという。

将来に不安を感じるくらいなら新しいことをしてお金を稼いだ方がいいということなのかもしれない。不安を解消するために自ら動くというのは立派なことである。ただそのYouTubeの内容は主に松浦さんの金持ち自慢である。チャンネルが出るたびに消していたのだがどういうわけか次々に出てくる。そこで見だしたところこれが意外と面白かった。

お金持ちで「数千万円のブランド品を一時間もしないうちに買ってゆく」というようなあまり上品とはいえないコンテンツがたくさん出ている。おそらくこれがこれまでも日常だったのだろう。だが実際に自分で見ると文春が伝えるような嫌味さはない。この辺りは松浦さんの人柄なのだろう。

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