象印のコーヒーメーカーがいきなり壊れた話

象印のコーヒーメーカーがいきなり壊れた。最初のコーヒーは普通に飲めたのだが一時間後にコーヒーを飲もうと思ったらお湯がでなくなっていた。普通に使えているものがいきなり壊れるとなんだか腹がたつ。この後カスタマーサポートにも電話して、余計腹が立った。

二年もたずに壊れた象印のコーヒーメーカーさん



壊れたのはEC-TC40という廉価版のコーヒーメーカーである。2019年製造の比較的新しいやつだ。最初に腹が立ったポイントはたった1年たらずで壊れてしまったという点だった。

こんなに簡単に壊れるということは原因を知っている人も誰かいるはずだと思って調べて見た。検索したら修理をしている人の記事がみつかった。おもちゃの修理を生業にしているという人らしい。

どうやら中に簡単なスイッチが付いていてこれが故障することがあるらしい。このスイッチが保温板からの熱を感知して電源を切るようだ。

この人は「負荷がかかっていたから仕方がないのだろう」とまとめているのだが、普通に使っていてもやはり二年を待たずに壊れた。「壊れるときは壊れる」ことになるので潜在的な故障経験者はかなり多いのではないかと思う。

ただAmazonのレビューを見ても価格コムのレビューを見てもすぐ壊れるというレビューはない。おそらく買ってからすぐにレビューを書き壊れたと思ったら買い換える人が多いのではないだろうか。

早速記事を参考にして機械をバラして見た。最初の難関はドライバーである。六角レンチの小型版(正式にはトルクスドライバーという)を使う。T15を使って開けることができたが真ん中に突起があってわざと滑るようになっている。つまり「素人は開けるな」ということである。実質的に壊れたら買い直せということだ。

マイコン式の制御をしていないのがおそらく廉価の秘密だろう。

実際に開けて見たところ付け替え用のヒューズはなく機械式の仕組みになっている。これも開けることが前提になっていないのでレンチでアルミ製のふたをこじ開けて中の接点にドライバーを差し込みさらに金属片を強く下に押し付けて見た。ふたにプラスティックの小さい棒が付いていてこれが金属接点を押し付ける仕組みになっている。蓋を壊してしまえば使えなくなるんだろうと思う。とにかく、こじ開けた蓋を閉めて金属製のホルダーに戻してネジをしめ、ダメ元でやり直してみると再びお湯を出力するようになった。おそらく汚れが付いたというような感じでなくスイッチに使っている金属の板が歪んでしまったかプラスティックの棒が下がらなくなったのだろう。

記事に書いていなかった点もある。ヒーターとヒーター版の間にはグリスが塗ってある。これを触ると手が汚れる。分解するなら軍手などをはめた方がいいかもしれない。

よくAmazonでは「安いから大丈夫なのか」というレビューを見る。おそらくこのコーヒーメーカーが安い理由はマイコン制御などの面倒な仕組みをやめて安い機械式の制御システムを使っているからだろう。

またフィルターは2年で買い換える前提だそうだ。フィルターは1,000円もするので消耗品でじわじわと儲けたいんだろうなという気がする。

この象印の楽して儲けたいという姿勢が一番よく表れているのがカスタマーサポートだった。

サポートは9時に開くことになっているのだが9時に電話をかけても「時間外だ」という案内が流れる。30分くらいして電話はつながったのだが、今度は「ヒーターが壊れても水が出るはずである」とありもしないことを言い出した。

お湯を温める仕組みと水を流す仕組みは別だと言い張るのだ。だがよく話を聞いてみると「私どもは仕組みはわかりませんから」といいだす。つまり、知りもしない機械の話を勝手にでっち上げて「切り分けて見せたうえ」で結局は修理店を紹介するだけという簡単なお仕事なのである。あとは何を聞いても「修理店に持っていって見積もりを取ってくれ」と一点張りである。

結局自分が売った機械に対して責任を持つつもりは一切ないようだ。

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