変化を拒む気持ちはよくわかる サーバーが壊れて思ったこと

サーバーが壊れた。ほぼ泣きながら復旧作業をやったのだが、なんとなく気持ちが落ち着かないので久々にこの旧ブログを開いてみることにする。普段は社会問題について「変化を恐れてはいけない」というようなことを書いているのだが、実は変化を拒む気持ちもよくわかるのだ。大きな変化は全てを無くすかもしれないリスクをもたらす。この時「全部無くしても最初からやり直せば良い」と思えないとなかなか踏み切れない。

今回なくしたものはおそらく小さくはないと思うのだが、また一つひとつ積み上げて行くしかなさそうだ。

みんなの怒りは結構大きかったみたいだ

もともとラクサバという安いサービスを使っていたのだがある時からサーバーのアクセス数が伸びた。この時にGoogle Compute Engineというヴァーチャルの専用サーバーを使うことにした。自由度が高いのだがメモリ容量が小さいものを使っていたためアクセスが集中すると時々つながりにくくなることがあった。

今回は蓮舫議員が新藤経済再生担当大臣の新疑惑を見つけたという記事と日経平均株価が40000円を超えたようだという記事を書いた。個人的には日経平均の記事が読まれると思っていたのだが、蓮舫議員の記事にもアクセスが集中した。皆よほど怒っていたのだろう。この二つが重なったことでサーバーが落ちてしまった。普段なら再起動すれば修復できるはずなのだが一度アクセスが集中すると新規のリクエストが捌ききれなくなる。「読み込まれないなあ」とリロードするためにリクエストが発生するためである。

もうここまでと思いついにサーバーを新しくすることにした。だがここで問題が出る。おそらく今まで蓄積してきたフィードなどのサービスが使えなくなる可能性がある。また検索エンジンのリンクも切れてしまう可能性が高いのである。さらに予期しない問題も発生しかねない。特に広告のセットアップなどに問題が出ればおそらくかなりの損害になるだろう。

Google Compute Engineは実は制限も多かったのだがなかなか踏み出せなかった

一方でGoogle Compute Engineは制限も多い。まずメールのポートが塞がっているのでお問合せができない。またこのブログは新しいサーバーのブログ記事を埋め込んでいるのだが、これも旧サーバーではできなかった。Wordfenceというセキュリティサービスもあるのだがこれも外部に情報が送れないため使えなかった。また外部からのピンバックも使えない。つまり他のサイト(Wordpressに限るのだが)で記事を参照されても調べる術がなかった。さらにサーバーに問題が起きてもいっさいサポートが受けられない。今回はさくらのレンタルサーバーにした。問い合わせ対応はひどいものだが(チャットも電話もほとんどつながらない上に個人契約だと「それには答えられない」と言われる)がまあないよりはマシという程度のサポートはついている。

つまり「レンタルサーバーにすると解決する問題も多い」わけだがどうしても「これまで積み上げてきたもの」の方が重要に思えてしまう。

自分で作り直しができる範囲でしかやり直しはできない

この時に重要なのが「自分である程度やり直せる」知識だなあと思った。もう今までの蓄積を失っても最初から積み上げれば良いやと考えるとやり直しができる。

だがよく考えてみると今の世の中ではそれがなかなか難しい。例えば年金を改革することを考える。この時「今までのシステムが壊れても良いから全てやり直せる」ならば改革は簡単だろう。これは地方自治体のITシステムにも同じことが言える。つまりみんな自分で作ったものではなく、誰かが作ったものの上でかろうじて生活している。そうなると「失うかもしれない」という恐怖心は無限大のものになるだろう。

これが改革が難しい理由なんだろうなあと感じる。そう考えると普段から「自分一人でいちから何かを作る」という訓練をしないといけないんだろうと思う。他人が作ったものは受け継げてもそれをそのままの形で再現することはできない。

今回はDNS設定を先に新しいサーバー(さくら)に振り向けてしまったために、古いサーバー(Google)のコンテンツにアクセスができなくなった。まずwp-configにIPアドレスをハードコードして立ち上げ直した上でエクスポートした後でエクスポートしたファイルにあるIPアドレスベースのURLを全部消したところ無事にエクスポートが完了した。

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